高価買取を目指すなら新品に近い方がいい!オーディオの品質を維持するための基礎知識まとめ

このサイトでは、自宅に眠っている古いオーディオを少しでも高価買取を目指したいと思っている方に向けて、査定に影響する品質の維持を行うための基礎知識について詳しく紹介しています。
他にも機器の種類別の確認ポイントについてや、査定に出す場合には事前にきちんと動くかなど動作確認をする必要があるなど、買取依頼をする際に必要となるチェックポイントなども紹介しているので、大切な機器を適正価格で売りたいなら事前にチェックしておきましょう。

高価買取を目指すなら新品に近い方がいい!オーディオの品質を維持するための基礎知識まとめ

オーディオは古い機器になると既にメーカーで生産中止されている貴重な物も多く、新品に近い状態であるほど高価買取してもらえる可能性が高いといわれています。
しかし品質を維持するためには、精密な電子機器を綺麗に維持するために柔らかな布や綿棒を利用して汚れを落とすなど日々のお手入れはもちろん定期的なメンテナンスが必要です。
特にメンテナンスには適切な手順と道具でケアを行なう必要があるので、正しい知識を持ってオーディオケアを行い新品の状態で買取を依頼しましょう。

オーディオの高額買取は良い状態で使えることが基本

オーディオの高額買取は、当然ながら良い状態で使えることが基本中の基本となるのではないでしょうか。
良い状態と一口に言っても様々ですが、例えば目立つ傷や汚れがなく一見して新品に近い、あるいは減額対象となる要素が殆どない、付属品が揃っていて欠品が見られないなどが挙げられます。
具体的にはオーディオ機器をぶつけたり落としたことがなく、丁寧に扱ってきたことが分かる外観のものがあてはまります。
また機能にも問題がなく、本来の機能が一通り使えることもまた重要なポイントとなります。
電源ボタンを押しても入らないのは論外ですが、一部のボタンの反応が鈍い、ボリュームを操作するとノイズが出るなども問題です。
異音や不安定な動作もNGですから、不安なく普通に使用できることが、オーディオの高額買取実現の大前提だといえます。
多少の傷や汚れが見られても、機能的に問題がなければそれほど減額されずに済みます。
オーディオは音源を再生して音楽を聴くのが目的ですから、その目的が達成される状態であれば、納得の価格で手放せる可能性があるのではないでしょうか。

オーディオで劣化しやすいところとは?

オーディオで劣化すいところはどこか、それについては特に音楽を聴く趣味がある人にとって気になるのではないでしょうか。
オーディオ機器の場合は可動部、つまりCDプレイヤーのトレーやディスクを回転させるモーターに劣化が生じたり、故障しやすいといえます。
CDはディスクそのものが湿気に弱いので、製造品質や開封後の保管によっては、短期間で目に見える変化が現れます。
可動部を持たないオーディオ機器は比較的故障しにくいものの、半導体部品のコンデンサは経年で性能が落ちます。
固体コンデンサは液体コンデンサよりも寿命が長いですが、それでも永久に使い続けられるわけではないです。
意外なところとしてはゴムが駄目になりやすく、例えばオーディオ機器を支える足に使われているゴム素材が溶けたり、設置しているところにくっついてしまう現象が挙げられます。
ゴムでもシリコンゴムは耐久性が高いですが、安い素材のものについては、定期的に確認するなどして溶けていないかチェックした方が良いのではないでしょうか。

オーディオの使い方で変わってくる品質

オーディオ機器には常に電気信号が流れ続け、使い続けるほどやがて劣化していくのは避けられません。
しかし、使い方次第で高品質を保つことが可能です。
大迫力の音量を求めるとついついボリュームを上げてしまいがちですが、実は人間の耳で判断できる周波数には限りがあります。
大音量が発声されている間、オーディオ機器には通常よりも高電圧の電気が流れコンデンサやトランジスタに熱を与え、スピーカーのコーン紙も強く振動し、劣化を早める要因です。
その一方で、人間の耳はある範囲を超えた音量はさほど効果が無いことが分かっています。
つまり、一定以上の音量に上げるということは、無駄にオーディオ機器にダメージを与えるだけとなってしまいます。
また、設置場所も大切で、湿気の多い場所なら電子パーツを腐食させたり、コーン紙を劣化させる原因となります。
オーディオ機器でいつまでも高品質な音楽を楽しみたいなら、やさしい使い方に配慮することが大切です。

オーディオは古い方がいいわけではない

オーディオは古いものの方がいいという人もいますが、必ずしもそうと断言はできないのではないでしょうか。
古い方がいいという意見は、若い頃に憧れていたオーディオを手にした人や、昔の製品の方が好みの音に近い人が口に出しやすいといえます。
しかし、オーディオも進化していますし高音質再生を目指して技術が開発されてきたわけですから、新しいものをまとめて否定するような意見はNGです。
勿論、古い方にも名機と呼ばれる製品はありますし、それを超える音を出す新製品が登場していないという人がいるのも理解できます。
ただ発売から20年、30年が経過しているオーディオ機器は、メンテナンスをしないと発売当時とは掛け離れた音が出てしまいます。
新しい方は現代的な規格に対応していたり、以前にはなかった聴き方ができるので、そういったところに新旧の間に開きや差が生じます。
結局のところ突き詰めれば好みに行き着くわけですが、一方的に古ければいいというのは間違いではないでしょうか。

オーディオは接続ケーブルも揃えておく

オーディオは1台で完結する製品もありますが、必要に応じて接続ケーブルも揃えておく必要があるのではないでしょうか。
据え置きオーディオはプレイヤーやアンプ、スピーカーを接続する各種ケーブルが必要です。
具体的には電源を始めとしてインターコネクトやスピーカーケーブルで、いずれか1つ掛けるだけでも再生できないです。
ネットワークオーディオであればLANケーブルが、PCをプレイヤー代わりにするのであれば、USB接続ケーブルが必要になります。
これはテレビに接続する外付けスピーカーの場合も同様で、何と何をどう繋げるかを確認してから買い揃えることになります。
手持ちがあればとりあえずそれが使えるので、買い替えなら追加で購入せずに済みます。
逆に余っていなかったり使えるものが手持ちにない時は、機器の購入に合わせて一緒に買い揃えることをおすすめします。
オーディオ製品によっては、付属品に含まれていることもありますが、別途購入を求める製品も存在するので、やはりまずは確認が大事ではないでしょうか。

すぐに使えるオーディオは需要が高い

接続するだけですぐに使えるようなオーディオは、利便性の高さから需要も高いといえるのではないでしょうか。
プレイヤーとアンプ、スピーカーやヘッドホン、イヤホンといった単体の機器は、複数の機器を一式揃えないと音が出るまでにたどり着かないです。
しかしプレイヤーとアンプが一体化している製品だったり、スピーカーが内蔵されている製品は、すぐに音が出るので非常に便利です。
オーディオは、誰もが高音質ばかりを追求するわけではなく、利便性を含めて比較検討したり購入を決める人もいます。
つまり多少音質が犠牲になっても利便性が大きく上回るオーディオには、それだけで十分に需要があることが分かります。
プレイヤーからスピーカー、イヤホン出力まで備えるスマホは、ある意味でとても優れたオーディオ製品だといえます。
専用のDAPなどは、スマホを更に音楽再生に特化させたり、音質の追求が行われているので、理想的な製品が見つかるカテゴリだと考えられるのではないでしょうか。

いろいろなメディアが使えるオーディオも人気

オーディオというと、多くの方がCDやレコードをイメージされることでしょう。
昨今ではデジタル化が急速に進んでおり、パソコンやスマートフォンなどのデートとして音楽を取り込んで聴いている方も多い傾向です。
しかし、自宅ではゆっくりと専用のオーディオデッキで聞きたいという方も多いものです。
そこでおすすめしたいのが、いろいろなメディアが使えるオーディオです。
各社メーカーから販売をされており、マルチメディア・プレイヤーとも称されているアイテムです。
CDとレコード、さらにはカセットテープも利用できるのが魅力と言えるものです。
また先述したようにデジタル音源の再生機能もあるため、一家一台備えていると大変便利なものになっています。
このオーディオでは録音機能もあるため、たとえばアナログの曲をスマートフォン用のデジタルにして移動をさせることも可能です。
移動先・自宅など場所ごとに使い分けられるので、手に入れる甲斐はあります。

オーディオはセットと単品で買取が変わることも

オーディオ製品の中には単品販売されていたもののほかにも、セットで販売されているものがあります。
同一のメーカーのロゴが施されたデッキを棚に積み重ねればデザイン的にも映えるだけではなく、その組み合わせでベストな音が再生されるように調整されているので、可能な限り全てを揃えたいところです。
もしもここに、例えばアンプだけ他のメーカーの製品を使用した場合、音質的には問題が無くても、やはり見た目には違和感を覚えてしまうことがあります。
特にそのような傾向の強いセット商品の場合は、フルセットで無ければ買取価格が変わってしまう場合があります。
また、中古品として店頭に並べる場合も、このセットを購入するだけで一切の追加が必要なく、持ち帰るだけですぐに高音質なサウンドを楽しめますとなれば売り込みがしやすくなるというのも強みになります。
現在使用しているフルセットのオーディオ製品を将来的に買取してもらうと考えているなら、できるだけ大切に使用して全てが揃った状態を保ち続けるのがおすすめです。

オーディオメーカーのサポートも確認

オーディオメーカーが取り扱っている製品は現行品はもちろんのこと、ハイエンドモデルの一部には生産終了後もサポートが提供されているケースがあります。
修理を受け付けているほか保守用パーツも販売されており、末永く愛用できるのも普及品のエントリーモデルには無い強みです。
そのようなハイエンドモデルは中古で購入後も安心で、リセールバリューも高いのが特徴です。
多くのオーディオ製品の買取をしているショップではそれらの要素や相場を考慮して適切な買取価格が提示されますが、一部には知らずに思ったよりも低い査定額になってしまうケースも少なからずあります。
そんな時は遠慮せずに現在でもオーディオメーカーからの手厚いサポートが受けられることを説明し、再査定をしてもらったり、それでも無理なら正しくリセールバリューを判断して買取価格を提示してもらえる他店で相見積もりをしてもらうなど、納得できるまであらゆる手段を尽くすのがおすすめです。

著者:大槻幸次郎

筆者プロフィール

長崎県佐世保市生まれ。
地元で評判のリサイクルショップを運営。
問い合わせの多いオーディオ機器について記事をまとめました。
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